2009年9月例会報告


十勝・忠類の例会はすばらしかった。道産子ながらある種、カルチャーショックを受けた。何がといえば25〜27日が3日間とも十勝晴れともいわれる秋空に恵まれたこともあるが施設の充実度、旅人を寛容に受け入れる心のおおらかさ、ボランティア精神の旺盛さなどだ。
会場のナウマン公園キャンプ場は、道の駅とナウマン記念館の裏手にある。パークゴルフ場にも隣接している。一帯はきれいにすっきり整備されている。にも関わらずキャンプ場もパークゴルフ場の利用も無料なのだ。道南のどこかの公園のように駐車場に停めているだけで料金を徴収にくるところとは大違いだ。
ナウマン象


後ろにナウマン記念館が見える キャンプサイト   遊歩道案内板

中日に裏山にトレッキング気分で登った。15分ほどで頂上に着いた。カフェがあり、雄大な十勝平野を一望できる。なんとコーヒー、ミルク、お茶などが無料で用意されている(心ある人は100円玉一個でも寄付するとよい)。「シ−ニックカフェちゅうるい」といい、地元有志が町おこしの一環として活動しているのだ。翌日にはここで地元の音楽グループ「グラッチェ」(多分、スペルは記憶していない)のコンサートがあった。雄大な景色を眺め、コーヒーを飲みながら生の演奏に耳を傾ける。これでも無料なのだ。

15分程のトレッキング  シーニックカフェ  飲み物が無料で頂けます はい パチリ

     秋鮭     ニジマス チャンチャン焼きと天ぷらの準備 チャンチャン焼き

このキャンプ場には春からずっと滞在している人たちが大勢いた。晴れた日にはパークゴルフに興じ、雨の日は読書をしたり街に出かけたりする。何といってもここは経費が安くすむからだ。一番かかるのが一回500円の入浴料だという。それもまとめ買いをすると一回当たり360円になるそうだ。

新しいゲストのみなさん いつもの人 左側が幹事のおじさん 新しい仲間が増えました。


今回の例会は地元帯広の○内さんが幹事。○内さんの仲間の○林さん夫妻(帯広)、○さん夫妻(三重)、○さん夫妻(愛知)が特別参加。会員は○中さん夫妻、○川さん夫妻、○山さん、○崎さん、○原さんという構成であわせて16人。メンバーをもてなすため○林さんは3日前からサケ釣りにでかけたといい、○さんは26日朝4時起きで大雪の麓まででかけニジマス釣りに。ともにお目当ての魚クンをゲットしてきた。○林さんはチャンチャン焼きの用意まで整え、○さんは「今回は釣れなかった」といいながら4〜50匹のニジマスをさばき、塩焼きとカラ揚げに。涙がでるほど感謝しながら腹一杯にいただく。○内さんの強い勧めで○林さんはその場でわがクラブに入会した。久しぶりに若く勢いのあるメンバーが加わってこれ以上の喜びはない。




最終日、午前中の空き時間を利用して○内さん、○川さん両夫妻のパークゴルフに同行、○川さんの奥さんが1ホールだけで代わってくれて3年ぶりに1ラウンド回り、爽快な汗を流した。1時から丘の上のコンサートに出かけたあと帰路にについた。

シーニックカフェ 遠く日高山脈が見えます。   グラッチェ95のコンサート

忠類人の遠方から訪れる人々をもてなす心は、40年前のナウマン象発掘の時から受け継がれているようだ。発掘当時、全国から押し寄せた150人以上の学者や報道陣を村人あげて自宅に招いたりしてサポートしたと、ナウマン記念館に記してあった。今も、車旅の人を町長が懇親会に招いているとも聞いた。キャンパーや旅人にとって忠類はまさにパラダイスなのだ。それだけに夏休み中、一部マナーの悪いキャンパーがいることを聞くと残念至極だが、また訪れたいと強く思うのであった。  (報告:垂水恒明)

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